東大入試の直前チェック内容をまとめてみたよ

どうも、理系東大生ブロガーサトゥーです。

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今日はリクエストがあって、東大受験のポイントまとめ的なものを。

結構疲れました。笑

受験生は是非ご覧ください。

 

 

 

 

このページは東大を受験される方を対象に書かれています。

しかし、

他大を受験される方にも有益な情報はあると思いますので、

ぜひご覧いただけると嬉しいです。

 

 

 

 

受験生の皆さん、今までの受験勉強本当にお疲れ様でした。

 

ここで一旦、これまでの受験生活を思い出してみましょう。

 

友人と切磋琢磨しながら、ともに高め合って来たこと。

模試でいい成績をとって、嬉しかったこと。

受験をめぐって、色々なことを我慢して辛かったこと。

思うように結果が出ずに悔しかったこと。

 

色々な記憶が走馬灯のように浮かんでくると思います。

 

これら全て、あなたの立派な財産です。

あなただけの。

 

 

もしも仮に本番で良い結果が出なかったとしても、

大学合格という高い目標に向けて一生懸命に合格したこの経験が、

あなたの血となり肉となり、

今後皆さんが進んでゆく道を明るく照らしてくれることだと思います。

 

 

 

 

 

まずはこれまで頑張って来た自分を褒めてあげてください。

 

でも、これまで頑張って来たのはどの受験生も同じです。

 

流した汗の量に大差ない中で、

いったいどのような要素が合否を分けるか。

それは、

自分に自信を持つこと冷静になること

だと、私は考えます。

 

 

 

 

 

 

以下、僕からのアドバイスをポイントとともにお伝えしようと思います。

残された貴重な時間を割いてまで、多くの時間をこの記事に費やすのはナンセンスでしょうから、なるべくコンパクトにまとめたつもりです。(実際はクソ長いんですが)

 

 

 

 

受験勉強の最後のチェックを想定して作成してありますので、

役立ちそうな部分だけ盗んで、ご活用いただけると嬉しいです。

 

 

分かっている分野については分かっていることをしっかり確認して、

分かっていなかった分野についてはこの機会に復習して、

自信を持って本番に臨んで欲しいです。

 

 

 

もう一度言っておきます。

 

ここまで来た皆さんにとって、

試験本番で差をつけるべき要素は、

自信」と「冷静さです。

 

 

あと一歩です。

 

健闘を祈ります。

 

 

 

 

 

英語

 

試験が始まったら

 

試験が始まったら1ページ目を開いて解き始めるでしょ

 

と思いましたね。

 

 

注意です。

 

 

まずは、問題冊子をパラパラと眺めて傾向などが変わっていないかを確認しましょう。

 

もし傾向が大きく変わってしまっていた場合、

これまでの過去問演習通りに解いても、

うまくいかなくなってしまいます。

 

 

確認が終わったら、

これまで演習で解いていたように、いつも通りに解きましょう。

試験本番で初めての方法を試すことはお勧めしません。

「自信」も「冷静さ」も失ってしまいますからね。

 

 

特に、時間制約の厳しい大学の試験では、

自分のルーティンを崩してしまうのは極めてリスキーです。

これまで通りの順番でやりましょう。

 

万が一傾向が大きく変わってしまっていた場合は、どうすればいいでしょうか?

そんな時は、「みんな慌ててるはず、むしろチャンスだ」と落ち着くのが大事です。

「冷静に」「自信を持って」取り組みましょう。大丈夫です。

 

 

東大でよく出る形式をもとに、大問別の僕からのポイントを何点か。

 

 

要約問題

 

段落ごとに要旨を掴みながら読みたい。

話が頭に入らずに繰り返し読むくらいなら、

落ち着いて、少々時間をかけてでも

1回で内容をつかんでしまったほうが

結果的に早く終わります

 

要約を書いたら、一度でいいから答案を読み返すこと。

  • 筆者の言いたいことが伝え切れているか?
  • 簡潔で論理的な日本語がかけているか?
  • 誤字脱字はないか?

を主にチェックするといいと思います。

 

 

パラグラフ整序の問題

 

分量が多い分、効率よく読むことが重要です。

人によっては運ゲーになると思いますが、

ディスコースマーカーなどをもとに、

大まかな論理の流れを把握した上で消去法で解くのがベターかと思います。

 

英作文の問題

 

重要なのは大きく2つ。

  • 設問の要求に沿った解答を書くこと
  • 細かいミス(文法、単語)に細心の注意を払うこと

 

そもそも全く違うことを書いてしまっていたりということがないように、

まずは問題文をしっかり読んで、何が求められているのかを確認すること。

 

時制のチェック、三単現のs、仮定法を使うべき点の見極め。この辺りには注意して欲しいです。

 

 

リスニング問題

 

問題の下読みはして欲しいです。

東大はリスニングの配点・時間ともに全体の1/4を占めますので、

非常に重要な分野であることは間違いありません。

 

下読みの時間も考慮した時間配分に注意すること。

 

一番冷静さを失いやすい分野であるとも思います。

 

もう一度、

「自信」と「冷静さ」を持ち続けること。

 

 

文法問題

 

文法だけを考えればいい問題に関しては、いつも通りやってくれればいいです。

 

東大の文法問題(4A)は、文脈も考慮して判断しないと解けない問題が出題されることが多いです。

文法問題だからって、該当箇所しか読まないのはリスキーです。

時間がない場合はカンで埋めて飛ばすのも戦略です。

 

 

和訳問題

 

文章全体の要旨に沿った和訳を心がけて欲しいです。

文脈も考慮しつつ訳すということです。

単語の訳しもれは勿体無いですから、

一度書いた答案はチェックして欲しいです。

 

 

長文読解問題

 

こちらも落ち着いて、「冷静に」読み取ること。

わからない単語があっても、文章全体の大意は逃さないことが重要です。

 

際どい選択肢は、消去法です。

 

正解の選択肢は、

できるだけ無難で、ツッコミどころがないものであるという判断基準

をここで確認しておきましょう。

 

 

東大の長文読解は小説が出ることがほとんどですね。

感情の形容詞とか、前日に軽くチェックしておくといいかもしれませんね。

 

 

 

数学

 

  • 解ける問題を残して試験を終えるのは絶望的で最悪のパターンです。
  • ベストな解答が時間的に厳しいなら、ベターな解答を目指すべきです。ベストな解答にこだわりすぎて結論にたどり着かないほうが評価は悪いです。
  • 体積が負になるとか、確率が1を超えるとか、どう考えてもおかしいものは排除すること。一方で、見たことないような奇妙な結果が得られても、論理的に間違いがないのならそれが正解となります。慌てない。
  • 問題が小問に分かれている場合、全問の存在理由を考えましょう。多くの場合はヒントになっています(そのままの形で利用できるとは限りませんが)

 

 

まずは理系数学だけの分野をみていきます。主に微積と複素数ですね。

 

理系数学は多くの場合合否を分ける重要な要素になります。

 

まずは、

何を問われているのか?(ゴールの確認)

何を使っていいのか?(与条件の確認)

 

をしっかりチェックしましょう。

 

以下、分野ごとに確認していきましょう。

 

 

 

 

微積分

 

難易度は年によってバラバラです。

めちゃくちゃ簡単な問題が出たり、めちゃくちゃ難しい問題が出たり。

問題の難易度を見極め、捨てるかとるかをしっかり判断しましょう。

 

まずは基本公式を確認しておきましょう。(数Ⅲ範囲の積分は要checkです)

 

最大最小問題に関して

東大入試では、初等幾何のみで解ける問題はほとんどありません。

パラメタの設定は非常に重要です。

長さか角度で迷ったときは、角度をパラメタに設定する方がいい場合が多いです。

(ルートの計算よりサインコサインの計算のが気持ち楽でしょ)

 

求積の問題に関して

流れは以下のよう。

  1. 立体のイメージ(できないときは切り口のイメージ)
  2. 切断方向の決定(積分の軸は断面と垂直に!)
  3. 対称性などで計算を簡単にできないかチェック
  4. 積分計算

積分計算は面倒な場合が多いので状況次第では飛ばすのも戦略です。

 

極限の問題に関して

定番のものはしっかり押さえておきましょう。

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eの極限は意外と盲点になるかもしれません。

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区分求積法に関しても意外と盲点になりがちです。

シグマが絡む極限では一度疑ってみましょう。

 

 

評価の問題に関して

 

ここは時間を溶かしやすいので、時間配分には注意しましょう。

 

東大の評価の問題は、一般的に

(1)で不等式の導出、(2)で評価したい式の証明or近似値の計算

の形式になります。

(1)ができなくとも(2)ができる場合があります。この場合は(2)だけでもやっておきましょう。ただ、多くの場合は、「(1)+もう一工夫」が必要になったりします。

 

 

 

複素数平面

 

新課程ですね。案の定普通に出てますね。

 

さて、複素数平面に関してですが、手は主に4つあります。

  • zの形をそのまま(数式処理)
  • zの形をそのまま(ベクトル的)
  • 極形式の利用
  • 成分表示

 

zの形をそのまま(数式処理)

実数だったら共役と等しい(実数条件)とか、

純虚数だったら共役したらマイナス1倍とか。

 

大小関係が出てきたら実数条件ですね(「iに大小はない」)

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とか、忘れないように。

 

 

zの形をそのまま(ベクトル的)

zを原点を基点にした位置ベクトルと見て考察するタイプです。

 

同一直線上なら実数倍とか、垂直だったら純虚数倍とか、

この辺りの基本はおさえておきたいです。

 

形状決定の問題とか。意外とパターン覚えといて決め打ちが効果的だったりします。

 

 

極形式

ドモアブルの法則はしっかりおさえておくこと。

 

極形式を利用するということは、

「回転拡大の形」に帰着させるということでもあります。

1のn乗根を利用したり、argの処理だったり、...定石はおさえてありますか?

まだ時間はあります。できなかったら確認しておくといいです。

 

 

成分表示

これは最終手段です。しばしば計算が煩雑になります。

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こう置いて座標平面の問題に帰着させて、あとは頑張るのみです。

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と表示できることも忘れないように。

 

 

 

 

 

ここから文理共通

 

 

 

確率

 

文章の長い確率の問題は、

最初に問題に書かれているルールを読み間違えてしまうと死にます

ここだけは絶対にしっかり読んで理解すること。

 

まずは実験しましょう。

偶数奇数での場合分け、対称性などを考えましょう。

直接考えにくい場合は余事象も使えます。

もれなく、だぶりなく数えましょう。

 

加えて、漸化式が絡んでくる問題については、

  • 最初か最後で場合分けして立式
  • 全事象の確率は1
  • 推移図を書いてイメージでも確認

 

また、条件付き確率に関してもチェックしておくのがいいですね。

 

 

 

整数

数学の女王と呼ばれる整数分野の問題です。

整数問題は、やたら難しい年もありますので、

解けなくても焦らないように。

 

 

整数問題の大原則は

限定→しらみつぶし

これに尽きます。

 

着目すべきは

  • 不等式...不等関係による限定
  • 余り...剰余による分類
  • 積...約数・倍数関係の利用

の3点。

 

その上で意識すべきことが、

  • 実験(「例示は理解の試金石」!n=1,2,3,...を代入して性質を見極める)
  • 因数分解はできないか?
  • 数学的帰納法は使えないか?

あたりでしょうか。

 

 

 

軌跡と領域

 

もしこの記事をご覧の方で、軌跡と領域が不安でまだ本番まで時間がある、という方がいましたら、

こちらの本のTheme3を読んでください。

軌跡と領域の解法がわかりやすくまとめられています。

 

 

 

 

 

国語

 

東大の国語は、英数と比べると時間制限の厳しさはそこまでないと思います。

落ち着いて取り組みましょう。

 

過去問演習でやった通りに。いつも通りに「冷静に」いることが重要です。

 

理系の皆さんは、おそらく国語の解答を作成するのは人生で最後になると思います。これまで生きてきた20年弱の人生の全てをぶつけてやりましょう。

 

解答作成で注意すべきこと
  • 注やリード文はしっかり読み、必要に応じて活用できているか?
  • 誤字脱字、わかりにくい文構造はないか?
  • 設問で問われていることに答えているか?

 

現代文

論理を這うように追いましょう。

論理の構造を図解できるとわかりやすいかもしれません。

 

抽象的で難解な記述が出てきても焦らず、

具体例などを探したり思い浮かべたりして、

理解して乗り切りたいです。

 

論旨はおさえておきましょう。

つまり、筆者は何が言いたいのか?これは最後の問題に直結してきますね。

 

 

古文

基本的な「誰が」「何を」「どうした」に徹底的にこだわって文章を読んでいきましょう。

敬語は主語判定に使えることがしばしばありますね。

 

現代語訳の問題は、単語の訳しもれにチェックしましょう。

細かい助詞や助動詞も、「わかってますよ」アピールすることが重要だと思います。

 

 

漢文

「オチ」は何か?(しばしば教訓だったりします)

「オチ」がある場合は、そこは外さないように。

 

書き下し文にとらわれずに、白文を見ること。

漢字から連文を作ってみて、意味を考えたり。

あとは文構造も白文をみて判断するとスッキリわかったりしますね。

 

当然ですが、句形と単語は頻出のものだけでもしっかり復習しておきましょう。

 

 

 

 

物理

 

図によるイメージの理解、数式による厳密な理解のバランスが重要です。

雪崩にはマジで注意しましょうね。次元のチェックとか忘れずに。

 

力学

基本は運動方程式であることを忘れないように。

近似計算はバッチリですか?

 

重心系の議論もしっかりできるようになっておくと頼もしいですね。 

運動量が保存するとき、重心速度は一定になりますね。

この辺りはやったことがある人だけでもいいですから、しっかり復習しておきましょう。

二体問題は近年頻出です。理解しておくと簡単に解けますよね。

 

ケプラー問題は大丈夫ですか?

 

 

 

電磁気

回路の問題は回路方程式が基本ですね。キルヒホッフの第2法則ですね。

この辺りはイメージでも理解しておきたいですね。

力学とのアナロジーを利用する場合もしばしばありますね。

 

磁場に関しては大丈夫でしょうか。

磁場中の導線に電流を流すと、導線は力を受けますね。向きは大丈夫ですか?

ローレンツ力の理解は大丈夫ですか?

 

電流が流れると磁場が生じますね。

円電流、直線電流、ソレノイドコイルの場合はそれぞれしっかりおさえてありますか?

 

指数関数収束するようなグラフを書く問題は東大受験生なら見たことがあるかもしれません、この辺りもわかる人は確認しておきましょう。

 

交流分野の理解は大丈夫でしょうか。

原理を理解した上で、ベクトル図を利用した解法を使用できると最強ですね。

 

 

波動

 

まずは波の基本式ですね。

 

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これをしっかり理解することが何よりも重要です。

 

波に関する現象は「タイムラグ」が原因であることがほとんどです。

どんな「タイムラグ」によってこの現象が起きているのか、

迷ったときには考えてみるのも作戦です。

 

 

 

熱力学

 

三大変化を見抜く。これに尽きます。

 

 

原子(前期量子論)

基本法則を忘れないことが重要です。

 

光の粒子性、物質粒子の波動性、質量とエネルギーの等価性がこの分野で特別おさえておくべきポイントです。

 

光子のエネルギーの式、運動量の式については大丈夫でしょうか。

 

 

 

雪崩に気をつけましょうね。

 

 

化学

 

全体的なお話

 

化学は年にもよりますが、時間との勝負であることが多いです。

時間配分が重要になってきますので、

まず問題をすべてざっと見ておくことをオススメします。

 

全体像を眺める上でのポイントは、

  • 独立して解答出来るような問題はあるか?
  • 計算問題はどれくらいあるか?
  • 新傾向の問題か?

あたりでしょうかね。

 

少なくとも東大の化学は基本的に簡単な問題がいくつか散りばめられています。

そこは逃さないように。

 

新傾向の問題に関しては、文章が長いだけで落ち着いて読めば簡単な場合が多いです。

問題文が最大のヒントであります。既知の法則で説明できる場合もあります。

 

計算問題では単位に注意しましょう。

単位に注意するのは物理でも化学でも同じです。

 

 

 

理論化学

 

 

よく出るキーワードを並べていきます。

キーワードから、自分の頭の中で、

関連知識を紐づけて整理していってみてください。

 

分からないものについては今のうちに調べておきましょう。

 

 

イオン化エネルギー、電子親和力、イオン半径、極性、結晶格子、限界半径比、化学結合

 

状態図、理想気体と実在気体、状態方程式、気体に関する各法則、蒸気圧、浸透圧、機体の溶解、コロイド

 

酸塩基、酸化還元、滴定、緩衝液、電池と電気分解、イオン交換膜、反応速度と平衡定数、溶解度積

 

 

 

 

その他、反応式の係数や価数に応じて、反応量にかけ算をするのを忘れないように。

こういった計算ミスは避けたいですから、簡単な図を描いておくのはオススメです。

 

鉛蓄電池が充電か放電かとか、問題文は細かいところまで確認しましょう。

 

 

 

無機化学

 

族ごとの性質は言えますでしょうか。

関連知識を自分の頭の中で整理しておきましょう。工業的製法についても。

 

陽イオンの定性分析は、パターンですから流れをしっかりおさえておきたいです。

各ステップで沈殿するイオンについて、その種類と色を確認しておきたいです。

 

 

有機化学

 

教科書レベルの化合物は基本的にかけるようになっておきたいです。

構造式とともに、関連する反応や性質も、

基本的なものについては確認しておきたいです。

 

構造決定については元素分析の計算は確実に出来るように。

組成式、分子式で間違えると絶望的です。

 

答えるべき化合物が塩であることもあるので、問題文を良く読みましょう。

 

 

 

 

以上。何かありましたら些細なことでも連絡ください。

 

 

 

 

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