大学入試 英語チートシート〜勉強の具体的な方法について〜

大学入試の英語の勉強方法について、僕自身の経験や、僕の家庭教師の経験などを活かして色々書いてみようと思います。

 

サトゥー

こんにちは、サトゥーと申します。

現在東大理科I類を休学中です。最近、受験生の方に読まれたり相談されたりすることが多く、受験関連の記事を頻繁に書いています。

大学受験に役立ちそうな記事まとめ【永久保存版】

 

さて、英語について早速書いていきましょう。

 

英語っていうと、今は「4技能」なんて言われているように、

  • Speaking
  • Writing
  • Reading
  • Listening

の4つのスキルが大事なんだよーなんて言われていますね。

大学受験では特に、Speaking以外のスキルが必要になってきます(テクノロジーの進展のおかげで、Speakingも測定できるような時代が来つつありますが)

 

で、とりあえず「英語の勉強って何やればいいの」的な人のために、これから僕がやってきた英語の受験対策勉強について書いてみますね。

 

まずは何より基本単語と基本文法を叩き込め

めちゃくちゃ過激な事言いますが、正直基本的な単語と文法は頭に入っていないと話になりません。言ってしまえば受験英語の「基礎体力」みたいなもんだと思ってください。

まずは基本的な文法と単語をしっかりと頭に叩き込みましょう。これだけでセンター試験は75%は取れるようになります。(家庭教師の生徒さんで実証済みです)

 

ネクステージとかVintageとかをぶん回して、根性で覚えちゃえばOKです。僕は高校2年の夏頃ぶん回していた気がします。

先生の中には、「文法は覚えるもんじゃない」っていうタイプの方もいらっしゃいますが、受験生にとってはぶっちゃけ頭に入ってれば、理屈を理解していようがいまいが関係ないというか。

理屈なんかはあとでまたやった時に押さえて、今はただ覚えることに集中すればいいと思います。どうせあとで、実践的な問題を解く時に、文法はまた勉強しなきゃいけなくなるし。

とにかくまずは「文法編」「語法編」を最速で頭に叩き込んでください。ゆとりができてきたらそれ以外も頭に叩き込んでください。

 

 

単語についても同様です。英単語が分からなかったら文章なんて読めないに決まっています。
「分からない単語は『文脈』から想定せよ」みたいな話は基礎的な単語を頭に叩き込んだ後の話です。まずは根性で覚えましょう。

単語帳は基本的に2つの役割があると思っていて。
『基礎的な単語を叩き込むための単語帳』と『入試会場まで持っていく参考書』ですね。ここでは前者を使います。

基礎的な単語をちゃっちゃと頭に叩き込んで、あとは捨ててしまいましょう。僕が家庭教師の生徒さんにやってもらってたのは「ターゲット1900」というやつですね。

これの1500までやればOKです。(1600以降は正直重要度低めなので優先度合いとしては低めです)

 

サトゥー

ちなみに僕が勉強というものをはじめた高1の時は、「ターゲット1100」という中学校+αくらいのレベルの参考書に苦戦していました。恥ずかしいですね(専門学校志望だったので許して)

 

基礎体力がついたら、センター試験を解いてみよう。

「早くね?」と思うかもしれませんが、ある程度学校の授業とかで長文を読んだことがあれば、この時点でセンター7割は取れるようになります。そうでなくとも、あとは長文に慣れればセンター7割は取れるようになります。

試しにセンター過去問を何年かやってみましょう。25年分もあります。もったいぶらずにどんどんやってっていいです。

前半は文法問題(ネクステでやったね)、後半はじっくり読めば解ける問題がぞろぞろ。

最初につけた基礎体力があれば、ここでセンター7割はしっかり取れるようになるので、センター過去問でチェックしながら、引き続き足りない事項をネクステなりの文法書でカバーしてください。この時点で近くにわかりやすい解説をしてくれるような人がいると好ましいですね。分からないことが聞けたりとか。

 

2冊目の単語帳に取り組もう

センター過去問の点数も7~8割で安定してきて、ターゲット1900についてもとりあえず1500までは覚えられただろう、という方は2冊目の単語帳にトライしましょう。もう、1冊目の単語帳は捨ててOKです。

ぼくが使っていたオススメの単語帳を2つ紹介します。

単語ごと覚えるのめんどいし、もっと実用的な例文の形で覚えちゃおう、という『DUO』

これは僕が現役生の頃に主にフル活用していた単語帳ですね。DUOは例文が560個くらいあって、これに沿って単語を覚えていきましょうというスタイルの単語帳です。例文を覚えてしまえばほぼ自動的に単語も覚えてしまうので、音読をしまくって例文を丸暗記してしまうと最強人間になれます。ライティングの時にも例文はネタとして使えるので、例文丸暗記は結構オススメです。僕も東大のエッセイライティングとかはDUOの言い回しを結構使ってたし、もう3年くらい前になるけどまだ例文覚えているもんね。

CDの例文をとにかく聞きまくって、シャドーイングしまくって、音読しまくる。これが一番身になる勉強方法だと思います。

 

意味の繋がりから有機的に単語の知識を増やしていく『鉄壁』

鉄壁はイラストや単語の語源に関する解説が豊富で、意味ごとにセクション分けされているのでとにかく面白く、読んでいて飽きないし覚えやすい単語帳です。僕も最終的にはこれ使ってた。(家庭教師の生徒さんが高2なのですが、そろそろ取り組んでみてもらおうと思っています)東大英単語とかカッコよさそうなこと書いていますが、普通にそれなりのレベルの大学受けるならどの大学受験生でも使って損はないかと思っています。重要な単語がしっかりまとめられている印象。

 

ということで、この辺のレベル感の単語帳を買って、試験当日まで読みまくりましょう。この辺になると英語の勉強が楽しくなってきます。

 

 

2次試験対策の「英文解釈」に取り組もう

センター対策はあとは「慣れ」で自然と9割〜満点取れるようになってきます。ということで英語の勉強は次のステップに進みます。次に僕がして欲しいのは「英文解釈」というやつでして、簡単に行ってしまえば「和訳」ですね。ここで文法や単語の知識がフル活用されます。(穴があったら早急に埋めましょう)

こちらの「英文読解の透視図」という参考書がオススメです。かなり難易度ぐいっと上がりますが、根気強く、丁寧に取り組めば英語力がグンッと、2段階くらい上がります。短めの文章があって、和訳をしていくという感じですね。東大志望の方は全体を読んでみて簡単に要約を作る練習をしてみると、第1問Aの要約問題に生きてくると思います。

音読を始めよう

また、この辺りから本文の音読をかなり意識的に行って欲しいです。ぼくが教わった英語の先生曰く、「音読のスピードが自分の読解のマックススピード」だと。これは確かにそうだな、と思っています。音読は慣れでスピードも上がってきますし、あなたが思っている数十倍は実力に結びつく勉強法であると思いますから、ぜひ舐めずにやってみて欲しいです。ぼくも浪人していた頃は毎日夜の1時間〜2時間を音読の時間に使っていました。

読む文章については、「透視図」の中に出てくる文章とかレベル高めですし、何回も読んで理解が深まるというのもありますから、オススメですかね。あんまり長い長文は疲れるし、短めの文章を毎日何回も何回も読んだ方が効率いいと思います。

ということで、透視図やってみましょう。よく対比されるものとして「ポレポレ」という参考書がありますが、こちらについてはやったことないのでコメントできません(誰か知ってる方情報ください)

「文脈を追う」意識をしよう

ここまできたあなたは、英語については得意科目といって間違いないでしょう。そのあなたの英語力を、今度はより強固なものにしていきましょう。ぼくが予備校時代に英語を教わってかなり影響を受けた「太先生」という方がいます(東進とか駿台とかでもやってるっぽい)。めちゃくちゃ癖が強い(さらに字が汚い)ので、かなり好き嫌いが別れるタイプの先生なのですが、英語に対して構造的にアプローチすることで、論理的に、根拠を持って読解することが可能になります。

彼の「情報の構造」を意識した英文読解は習得する価値が大いにあります。英文を読むときにかなり役立つと思いますので。彼のおかげかどうかわかりませんが、基本的に家庭教師でセンターの解説とかするときに「まじすげぇ」と言われるくらいには英文を構造的に処理して答えの箇所をピンポイントで見つけ出すスキルは身につきました。

彼の(多分唯一の)著書です。ぼくは彼の授業プリントを使って勉強していたので、結局この参考書を使いませんでしたが、 これを使っていた友人曰く「なんか見た目とかが古くて全体的にモチベ下がるけど、あの先生のエッセンスは詰まってる」そう。

とにかく非常に面白い視点なので、参考書を読んでみるか彼の授業を実際にとってみるかして、英文読解に関する知見を深めておいてください。ちなみにこの辺のレベルまでくると大学入試は普通に余裕で戦えます。

 

大学別の過去問、模試の問題で実力を底上げしよう

このレベルまでしっかりやれた方は、まじで相当実力ついていると思います。

英語は間違いなく武器になっているのではないでしょうか。最後の仕上げとして、志望大学の過去問や、模試の問題集をフル活用して、形式に慣れつつ経験を積んでいきましょう。

(どうでもいいけど”27″ヶ年になってるんだ…すげぇ) 

ちなみに医学部とかで過去問足りねぇ…っていう人で手持ち無沙汰な人がいるのならば、東大の過去問はおすすめです。総合格闘技なので。(やればわかる)

 

知らない単語に対する「カン」を養え

試験本番ではほぼ必ずと言っていいほど「知らない単語」が出てきます。これはどんなに英語を勉強していても基本的に起こることです。そういうときに、文脈から意味を推定したり、接頭辞接尾辞やスペリングから意味を推定してみたり、という「カン」を養っておいてください。

大丈夫です、ここまで「鉄壁」で単語を深く学び、「文脈を追う」訓練をされてきた方であれば、自然と十分にその「カン」が身についていると思います。あとはその「カン」をより研ぎ澄ませながら、日々知識をつけていってください。

 

 

ということで、英語の勉強について書いてみました。それでは。

2 Comments

サトゥー サトゥー

匿名さま

コメントありがとうございます。
他の記事に書いてある通り、私は東大対策としてキムタツなどのリスニング教材を使用していたので、音読だけでセンターに望んだわけではありませんが、センターリスニングの対策をした記憶は特にありません。学校の授業で軽くやった程度です。

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