2017年に慶應の医学部を受験しており、その関連で以下の質問が来ていたので記事化します。

この記事をパパッと読む!
質問
慶応の医って、現実的にどれくらいの点数を取ることを合格ラインとして考えるべきでしょうか?
数学、試験時間に対して問題の量が多すぎますよね?計算速度がとにかく速く正確で、さらには穴埋めに慣れてないと。
慶應医学部の入試のイメージ
もはやほとんどないに等しい当時の記憶を元に書くことをお許しください。
慶應の医学部入試は以下のような試験の内容になっています。
- 一次試験: 数学150点、理科2科目200点、英語150点
- 二次試験: 小論文、面接
試験自体は国公立入試のちょうど一週間前で、国公立入試に向けてのリズムを作る上でも丁度いい時期に一次試験を迎えることになります。
6割強取れていれば合格ラインと言われるのが一般的です。しっかり分析してないのでなんとも言えませんが、数学80、理科120、英語120程度で考えるのがいい気がしています。英語は比較的取りやすいのでこれっくらい取れると最高です。
慶應の医学部は物理の分野がかなり独特で、化学は計算がかなりキツイために人間が解けるような分量ではなく、数学は医学部っぽいイヤな問題を出してくるような印象でした。2次曲線とか。
英語についてはあまり覚えていませんが、理工より少し難しいくらいでそこまで苦戦した記憶はありません。東大対策をしっかりしていれば特別苦戦する科目ではないと考えています。もちろん難しいですが
時間内に解ける問題を探す能力が大事
計算量的に終わるはずがないような出題に関しては、「全て解かせる気はないのだろうな、解ける問題を見つけ出せと問われているのだな」と解釈しておりました。これは東大でもよくありましたので。
以下の2つが大事で、これを意識して日々の勉強に取り組まれるのが良いかと思っています。
- 解くことが現実的でないものについては捨てる勇気を持つこと
- 解けそうなものについては得点を取り切る覚悟を持つこと
数学なら漸化式の確率とかは題意の把握ができれば解ける問題であることが多いので、そういう問題を計算ミスなく解き切るとか、そういう工夫が大事かと。
その他・補足
自分の得点については覚えていないのですが、赤本に載っていた合格者最低点はだいぶ上回っていた気がします。自己採点350前後だった気がします(小論文が苦手なので二次試験受けたら落ちていたでしょう)
友人には東大に受かっても慶應医学部に落ちる人もいるし、一方で逆もいます。
捨てる勇気と取る覚悟を意識しよう
もっと具体的な対策が聞きたいです!
ワンワンラジオもっと更新して!笑