「できること」より「解決すべき問題」ベースでものを作る、というマインド

最近、毎日のようにコードを書いていて出来ることが少しずつ増えてくる中で、悪い意味で自分の考え方が変わってきてしまっているなぁと感じたので、自戒も込めてだぁーっと書いておきます。皆さんの意見もぜひお聞きしたいです。

ものづくりの真の目的はものを作ることではない、という話

どんな形であってもサービス(というかもの一般、物理的なものに限らない)には、それ自身を通してユーザーに解決してもらいたい欲求や悩み(インサイトと呼ぶことにします)のようなものがあると思います。

しかし、私たちが普段から見たり触ったりしているのは、目に見えない気持ちや欲求ではなく、サービスそれ自体ですから、ユーザーひいてはインサイトを強く意識しておかないとつい忘れてしまうわけですね。

ユーザーにとってはどういう技術で、どういうロジックでサービスを提供しているかなんて基本的にどうでもよくて、大事なのはサービスを通してどういうベネフィットが得られるのか、どれくらい自分に得があるのか。

要するに本来サービスとは、作り手にとっては実現したい世界とユーザーとのインターフェース的な役割を担うのが理想的なのであって、インターフェースである以上手段でしかなく、それは「透明」な存在であるに越したことは無いわけです。

上記のような考え方を忘れないように僕が強く意識している(厳密に言うと最近まで忘れていたのだが)ことが、「できること」より「解決すべき問題」ベースでものを作る、といういかにも当たり前なマインドです。

いかにも当たり前なマインドではありますが、世の中に数多く存在する「なんだかうまくいかない案件」って大体これが達成できていない、つまりユーザーに寄り添えてないと感じています。

何が目的で何が手段なのか

できることやプロダクト周りの知識が増えてくると、上で述べたような目線が失われてしまいがちです。

  • 「〇〇を最近勉強したからこの機能便利そうだし付けてみよう」
  • 「〇〇という技術が流行っているしすごく良さそうだから導入してみよう」
  • 「いまのリソースでは〇〇しかできないし、とりあえず〇〇ベースで動くものを作ってから色々考えよう」

全部あとで沼にハマります。考え方が逆転してしまっています。

「ユーザーは〇〇という問題を抱えていて、それを解決するには△△という機能・デザインが必要。そのためには…」

というふうに、目的論的に考えるのが健全だと思っています。

ややメタいデザイナー的目線を持ち続けるために

ぼくのド偏見ですが、このマインドを見失わずにプロダクトをコントロールするのが得意なのが、サービスにおけるデザイナーという役割だと思っています。というか僕のデザイナーとしての理想像はそういうところにあります。

現状や過去を的確に分析・整理し、問題を見極め、情報に構造やグラデーションを与えてピンポイントで問題を解決する。最小限の労力で最大の効果を発揮するために、こういったところをデザインの力で補っていくことができます。

これは雰囲気でものづくりをするだけでは実現できない、とてもむずかしいことです。だからこそやりがいがあって楽しいんですけどね。

いきなり解くのではなく、まずは見極める。当たり前のことですが、愚直に最後までユーザーと向き合うことを改めて肝に命じていきたいなと思いました。乱筆乱文失礼しました。

そのものづくりは、誰の、何を解決しますか?


P.S. 最近流行っている OOUI 本を買いました。これから読みますが、久々にデザインっぽい本を読む機会なので楽しみです。

久々に文章を書いたけど下手くそだな…

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